中国景徳鎮「ミニ蓮華／青花玲瓏」

＜素材＞
陶器
＜サイズ＞
全長10cm　
最大幅3.2cm
※小さい蓮華
＜製作＞
中国景徳鎮
＜手法＞

玲瓏

こちらの蓮華は、通常の蓮華よりかなり小さなサイズです。デザート用かソース用がよろしいかと思います。米粒の形が透かしのように光をあつめ、白磁をより美しく映えさせてくれる「玲瓏（リンロン）という手法の陶磁器です。

お米粒の形の透かし模様がある陶磁器は「玲瓏」と呼ばれ景徳鎮発祥のお品です。「玲瓏（玲珑）」の中国語読みは「Línglóngリンロン」日本語では「れいろう」。
素地にさまざまな透彫りをして、その彫りに、穴をあけ透明な「玲瓏釉」を埋め込み、さらに青花装飾をし釉薬をかけ高温で一気に焼き上げます。すると、彫った部分が透けて白磁に更なる透明感をうむという中国景徳鎮の伝統的な製法です。青花玲瓏は日本では一般的に「ホタル焼」と呼ばれやはり有名です。

お品は色むらやかすれ、若干の小さな焼き跡もあります。また、釉薬の塗りきれていない箇所もあり、全体に素朴、粗野な作りです。ご了解の上でご決定下さいませ。

＜同じシリーズに関するご注意＞
同じ絵柄がモチーフでも絵師や工房により、その仕上がりに個性があります。
ご案内の「Blue＆White」シリーズも、絵柄・ツヤ感・発色に違いや個性があります。この点はご理解の上、ご決定下さいませ。