中国レトロ「インテリア鼻煙壷／蟠桃と蝙蝠」

鼻煙壷（びえんこ・Snuff Bottle）は清代に流行した嗅ぎ煙草を入れで喫煙具の一つ。現在は喫煙用としてはほぼ使用されず、装飾品やインテリアとして人気です。こちらは清の乾隆代に好まれた蟠桃と蝙蝠の図案を模写してものです。

＜素材＞陶器

不死、長寿のシンボル。「桃」と「逃」は中国語で同音であることから、邪気を払い霊力に通ずると。桃の実は妊婦を、花は美女に例え美しさの象徴。日本でも古くから邪気を払うと、弓は桃の木で作り、桃太郎伝説では桃が幸運・必勝の果実とされ好まれました。蟠桃とは中国原産の桃のこと。

「蝙蝠」の中国語発音が「変福」（福に変わる）とほぼ同じことから吉祥と。蝙蝠が舞い降りるように天から幸福が降ってくるとされています。

工場等に長期間ストックされたいたもの。経年のため、キズや劣化、多少の難もみられるため、未使用であっても新品とは言い難い状態のものが多いのも特徴。しかし、それらのデザインや仕様に古き時代の価値を見出し、多くのコレクターに人気。