中国蓋碗「玲瓏芍薬／桃」

蓋のつまみに芍薬が咲き、うつわには「玲瓏（リンロン）」という透かし技法をもちいて花を散らした愛らしい蓋碗です。こちらはうつわが桃色、芍薬が白になります。

陶器

器／口径9.8高さ6.5cm

茶托／直径11.6cm

8分目で約140cc

玲瓏

お米粒の形の透かし模様が特徴の「玲瓏」と呼ばれる景徳鎮発祥の技法。「玲瓏（玲珑）」の中国語読みは「Línglóngリンロン」日本語では「れいろう」。

素地にさまざまな透彫りをして、その彫りに穴をあけ透明な「玲瓏釉」を埋め込み、さらに青花装飾をし釉薬をかけ高温で一気に焼き上げます。すると、彫った部分が透けて美しい。青花玲瓏は日本では一般的に「ホタル焼」と呼ばれています。

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