絵付け仙桃�A「二才蓋碗」

西王母は天界の西華に住む最高位の仙女でした。西華の首領として様々の仙薬を持ち、三本足の霊妙な鳥を使っていました。加え、彼女は広大な蟠桃園を持っていました。この蟠桃園には、3600本の桃の木がありました。園の手前の1200本は三千年に一度熟し、これを食べた人は仙人になり、

中ほどの1200本は、六千年に一度熟し、これを食べた人は、長生不老（長生きしていつまでも老いない）を得ることができ、奥の1200本は、九千年に一度熟し、これを食べた人は天地が存在する限り生きることができる、つまり不老不死を得ることができたというのです。※参考資料「中国神話伝説集」「西遊記」ほか

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